こんにちは!今回は海外旅行を快適に楽しむ為のクレジットカード活用法を紹介します。
ダイナースクラブカード
皆さん「ダイナースクラブ」というカードブランドはご存知でしょうか。あまり一般的ではないかもしれませんが、AMEXと並んでステータス性とそのプラチナ級のサービスに定評があります。例えば旅行に関するサービスでは次の様なものがあります。
国内(約40ヵ所)・海外(約500ヵ所)の空港ラウンジが無料
空港の乗継時間は下手をすると5時間を超えることも。筆者はヨーロッパ行きのフライトと合計で24時間なんて経験もあります。そんな旅の間の疲れを癒してくれるのがラウンジ、しかもダイナースでは大韓航空等のエアラインの上級会員のみが入れるラウンジに無料で入れるのです!
よく世界中のラウンジに入れるプライオリティ・パスが付帯するカードがありますが、家族会員は対象外だったりすることも。ダイナースは独自のサービスで家族カード会員もラウンジに入れるところがポイントです。
家族会員も対象となる最高1億円の海外旅行保険
どのゴールドカードにも付帯している海外旅行保険ですが、ダイナースは「自動付帯」です。「自動付帯」のカードでは旅行に行くと自動的に旅行保険が付帯されます。逆に「利用付帯」とは、そのカード旅行に関する支払いをした場合にのみ保険が付帯されるものです。
この保険には筆者も大いに助けられました。昨年シドニー旅行の際に買ったばっかりのデジカメを落としてフラッシュが故障…修理費用は買った値段の8割以上という恐ろしい事態に!しかしダイナースの海外旅行保険についている携行品損害保険で全額が保険会社から支払われました。この「全額」というのがポイントで、他社では「免責3千円」などと一部自己負担が発生するのです。なんとダイナースにはそれがなく、きっちり全額頂くことができました。
他にも「帰国の際に空港からの手荷物1個無料宅配サービス」等、いずれも旅行の様々なシーンで活用出来るサービスが付帯されています。
柔軟なマイレージ移行制度
ダイナースではポイントをANAを始めとしデルタ・ユナイテッド等の人気マイレージプログラムに移行することができます。100円=1マイル、SMART ICOCAチャージでポイントが貯まる等、メインカードとして十分なスペックです。※マイルへの移行には年間6000円の手数料がかかります。
シティバンク×ダイナースカードで年会費無料!
あまり知られていないですが、ダイナースクラブカードは通常年会費22,000円(税抜)、家族会員5,000円(税抜)の費用がかかりますが、シティバンク提携のダイナースクラブカードは入会3ヶ月以内に10万円の利用で初年度年会費無料、2年目移行も年間30万円以上の利用で更新無料の特典があります!
ただ、一点だけ注意が必要なのは、振替口座をシティバンクの口座にしか指定できないことです。それがクリアできるなら、一考の価値ありです。
→追記:シティバンクの日本撤退により、ダイナースクラブ事業をプレスティアが受け継ぎましたが、現在では引き落とし口座はどこでも設定が出来るように改善されました!
・プロパーカード・提携カードの違いは?
受けられるサービスは同一です。上記の年会費優遇、そしてプロパーはブラックカードであるダイナースクラブプレミアムカードのインビテーションが来やすい、という点が主な違いです(提携プレミアムカードはシティバンクに5千万円以上預けている人が対象)。
また、プロパーカードは頻繁にマイルが貯まる入会キャンペーンを開催しています。まずはプロパーカードでキャンペーンポイントゲット⇨後日提携カードへ切替がベストではないでしょうか。