アメックスゴールド・プラチナとダイナースプレミアム比較!

クレジットカード

皆さん、こんばんは!今回はアメックスゴールドとアメックスプラチナ・ダイナースプレミアムのサービスを比較してみました。

①インビテーションが来た時のために…サービスを一覧表で比較!

Takaがダイナースカードを取得してから、10ヶ月程経ったある日、ダイナースからプレミアムカードの加入インビテーション(招待状)が送られて来ました!

正直年間利用額も60万円程度で属性もおそらく最低限のレベルだったので驚きました。内容をしばらく検討しましたが、年会費の高さと自分の利用するであろうサービスのバランスが取れていないと判断し、見送ることにしました。但し、アメックスのプラチナを含め今後のライフスタイルの変化によっては十分検討の余地はあると感じましたので、今回そのサービス内容を取り上げてみます。

カードを選択するには、その年会費に見合ったサービスが提供されているのかどうか、見極めることが大切です。まずは、各カードの提供する主なサービスを一覧にしてみました。特にトラベル関連のサービスの詳細を比較した情報があまりないので、今回トラベルサービスの項目を詳細に調べてみました。

 アメックスゴールドアメックスプラチナダイナースプレミアム
年会費29,000円(税抜)130,000円(税抜)130,000円(税抜)
家族カード年会費1枚目:無料
2枚目以降:12,000円
無料無料
ポイント還元率1%1%2%
マイル移行先15社15社6社
海外旅行保険利用付帯:最高1億円
自動付帯:最高5千万円
利用付帯:最高1億円
自動付帯:最高5千万円
自動付帯:最高1億円
国内旅行保険利用付帯:5千万円
自動付帯:なし
利用付帯:最高5千万円
自動付帯:最高5千万円
自動付帯:最高1億円
空港ラウンジ国内:28空港39ヶ所
海外:ホノルル・仁川
同伴者1名無料
国内:28空港39ヶ所
海外:ホノルル・仁川
同伴者1名無料
国内外約500箇所
プライオリティパス△年間2回まで無料無料無料
プライオリティパス家族会員△年間2回まで無料無料無料
ダイニングサービス
(2名予約で1名分無料)
FHR (Fine Hotels and Resorts)××
LHW (The Leading Hotels of the World)×
SLH (Small Luxury Hotels)×
ホテル上級会員×・スターウッド・ホテル&リゾート
・カールソン レジドールホテルズ
・アコーホテルズ
×
航空会社上級会員×キャセイパシフィック航空(条件有り)×
ホテル無料宿泊××
誕生日プレゼント×

②基本サービスはどのカードも充実。

一覧表を見て分かる様に、旅行保険やプライオリティ・パス、ダイニング・サービス等の基本的なサービスはどのカードも一通り揃っています。その中でもダイナースは2%と驚異の還元率で、マイルを貯めることにおいては右に出るカードはありません。また、マイルの移行先が選べるのも魅力の一つですが、最近の改定で移行先が減ってしまったのは残念です。

また、珍しいのはカード会社独自提携の空港ラウンジでアメックスは同伴者が一名無料(プライオリティ・パスはアメックス・プラチナのみ同伴者1名無料)となることです。一方、ダイナースは本会員と家族会員しか利用することができません。

③ホテル予約サービスの比較

さて、トラベルサービスに関してはアメックス・プラチナはFHR・LHW・SLHとメジャーなサービスに全て対応しています。一方ダイナース・プレミアムはLHW・SLHに対応しています。FHR・LHWとは、ファインホテルズアンドリゾート、ザ・リーディングホテルズ・オブ・ザ・ワールドので、主に下記の様な特典が得られます。

  • ルームアップグレード
  • 2名分の朝食無料
  • アーリーチェックイン
  • レイトチェックアウト
  • 正規予約の最低料金

FHR・LHWでは共通しているホテルも多い様ですが、FHRは若干廉価なホテルも含まれるのに対してLHWは比較的高価なホテルが多い様です。ダイナース・プレミアムはLHWしか対応しておらず、使い勝手ではFHRに対応していて選択肢の広いアメックス・プラチナが一歩抜きん出ているようです!

一方SLHはスモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールドの略で、古城や隠れ家的ホテル・プライベートアイランドリゾート等のホテル予約に強いサービスです。

④ホテル・エアライン上級会員はアメックスプラチナ!

さて、アメックス・プラチナ独自のサービスと言えるのが、ホテルやエアラインの上級会員に加入できるサービスです!通常これらは同じホテルに何十泊もするか、エアラインで何万マイルものフライトをする必要があります。世の中には「修行」として年間何十万円も払って、上級会員の資格を獲得・維持している方々もいます。その特別な会員権を、アメックス・プラチナを持つと(エアラインは条件ありですが)ゲットすることができるのです。

上記のFHR・LHWはアメックスを通してのサービスですが、こちらの上級会員は自分で旅行を手配する際に大きな味方となります。ホテルの上級会員の特典内容はホテルグループによって違いますが、主にルームアップグレードや朝食無料など、FHR・LHW同様のサービスが受けられます。

エアライン上級会員については、以前はキャセイ・パシフィック航空のマルコポーロ・クラブのゴールド会員に無条件でなれたのですが、現在は以下の条件付きとなってしまいました。

  • ゴールド:30,000マイル以上のフライト又は20回のフライト
  • シルバー:ビジネスクラス1回搭乗

通常の条件よりは大分緩く設定されていて、ゴールドは通常のシルバーの条件に緩和、そしてシルバーはたった一度のビジネスクラス利用でステータスを獲得できます。シルバーステータスでもキャセイ便であればラウンジ使用もできますので、キャセイをよく利用するのであれば、相応のメリットはあるでしょう。

④結論:ゴールドでも充実のサービス。プラチナは特別なサービスを求める人向け。

さて、トラベルサービスに主眼を置いてプラチナカードのサービスを比較してきましたが、ポイントは使う人のニーズに合っているかどうか、ということです。年会費分の元を取るには、それらのサービスを実際に使わないと意味がありません。その点、比較的年会費が手頃なアメックス・ゴールドは基本的なサービスをしっかりと抑えていて、人によってはこれで十分なことも多いのではないでしょうか。

ただ、プラチナカードのサービスは本当に他にはない、特別なサービスが並んでいます。年会費は高いものの、使いこなせば年会費以上の価値のある体験が得られることは間違いないでしょう。