TCLから満を持して搭乗したQWERTYキーボード搭載Android端末、BlackBerry KEY2の実機を上海で6月13日から開かれたCES ASIAにてハンズオンする機会があったので、日本で恐らく最速の実機フォトレビューをお届けします!(※手に取れたのは製品版ではなく開発中のものだと思われます。)
筐体はスッキリしたデザインに

正面からの写真です。中身は普通のAndroidですが、下のキーボードが異彩を放っています。全体的に前作よりもスッキリとした外観です。

メニュー画面ではDTEK等の独自アプリが見受けられましたが、その他はそれ程プリインストールアプリは多くない印象でした。画面の品質は高く、初見ではモックアップと見間違えました。

右側面電源ボタン・音量ボタン、もうひとつ謎のボタンがあります。手に取るとかなりスリムな感じがします!

左側面はシンプルにSIMとSD兼用のトレイの穴があります。

上面にはイヤホンジャックと、これはマイクでしょうか。角が少し丸みを帯びています。

底面にはスピーカーらしき穴が見受けられます。

KEYONEと横に並べて置いてデザインを比較してみます。KEYONEが上部のインカメラ等のベゼルが目立つ頭でっかちな感じを受けるのに対し、KEY2は今風の洗練されたデザインで、人気のあったBlackBerryPassportが縦長になった様なイメージです。これはスマートでかっこいい!横に並べるとキーボードの違いがかなりはっきり分かります。
キーボードは着実に進化

キーボード部分の拡大写真。KEYONEと比べて25%拡大されたとのことですが、確かに打ちやすくて好感触です。隣にあったKEY ONEの打ち心地が固めであるのに対して、こちらはポチポチと打つ感触がしっかりとしていて、且つ押し込みやすく大幅にフィーリングが向上しています。さらにKEYONEではキーボードの上下段が密接していたのに対してKEY2では上下にラインがあり、位置が確認しやすいので打ち間違いも軽減されています。
デュアルカメラは製品版のソフトウェアの作り込みに期待

背面には今回のKEY2の目玉の一つである、サムソン製のデュアルカメラがあります。フラッシュ付です。カメラについてはアプリを立ち上げ試し撮りを行いましたが、まだソフトウェアの調整が完成していない様子でアプリが落ちることもありました。ポートレートモードもメニューは実装されていましたが、エラーで撮影できず。レビューできるレベルではありませんでした。

実写サンプルです(KEY2の画面をiPhoneXで撮影したものです)。比較的暗めの現場でしたがまあまあ明るく撮れます。画質は色ノイズが多く出ており、製品版では改良されていることを祈ります。
以上、注目のQWERTYキーボード搭載新端末、KEY2の最速フォトレポートをお送りしました!