こんにちは、Taka改めMinatakaです。僕は社会人になってから8年以上余ったお金を投資に振り向けてきました。サラリーマンの方で余裕資金で投資をしたいけど、何に投資したらいいのかわからない、という人も多いと思います。今回は僕が活用しているポートフォリオを幾つかまとめてみました。
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①パーマネント・ポートフォリオ
今実際に僕もやっているポートフォリオを紹介します。パーマネント(恒久)ポートフォリオとは、下げ局面でも安定的なパフォーマンスを発揮することで恒久に保有し続けることができるポートフォリオをコンセプトとして、アメリカの政治家で証券アナリストのハリー・ブラウン氏が考案したものです。
実際のポートフォリオはこんな感じ。
- 米国株式25%
- 金25%
- 米国長期国債25%
- 現金!25%
面白いのは現金も入っているところですが、MMFの事の様です。
1970年〜2002年のリターンは平均9.04%とかなり高くなってます。
中身は株に債券・金を組み合わせて年5〜10%の安定収益を狙う、といったものですが直近では中国が株の買い支えに米国債券を大量に売ったことがあり米国株も債券も一緒に下がったので、もしかしたら今後はトレンドが若干変わるかもしれません。
①JPモルガンGuid to the Markets:資産別リターン「バランス型」
僕が実際にやってみて結構手ごたえを感じたのが、JPモルガンアセットマネジメントが年1回更新する「Guid to the Markets」というレポートから資産別リターンのページに記載されている「バランス型」ポートフォリオです。

出典:https://www.jpmorganasset.co.jp
具体的には
- 先進国株式30%
- 新興国株式10%
- 先進国債券30%
- 米国ハイ・イールド10%
- 新興国国債10%
- 米国REIT10%
とまんべんなく投資するポートフォリオで、そのパフォーマンスは2003年から2014年まで11年間で負けたのはリーマンショックの1年だけ!というかなりの好結果となっていますし、実際僕も結構儲けさせてもらいました。
③自分専用に診断してほしい人向け:自動ポートフォリオ作成「ウェルスナビ」
最後は今流行のフィンテックサービスの最先端を行く、「ウェルスナビ」です。

簡単な質問に答えるだけで、最適なポートフォリオを提案してくれるサービス。
入力するのは5つの項目だけ、
- 投資目的
- 年齢
- 年収
- 投資したい資産
- 株価下落時の対応
以上を入力すると、診断画面が出ます。

ポートフォリオとそのリターン予想が表示され、将来どれくらいの資産が貯まるのかをシミュレーションできます。また、過去10年の実績も確認できるので説得力もあります。
また、具体的にiSharesやVangardなどのETFのメジャーな銘柄をレコメンドしてくれるので、銘柄選びにも迷うことがないです。将来的には直接ウェルスナビで投資商品を買うこともできるようになる様です!最近6億円の資金調達でも話題になっています。
作ってるのは柴山 和久さんで東大法学部卒、財務省・マッキンゼーで10兆円規模の運用をしてた金融工学に詳しい超エリート。このサービスを作るに当たってプログラミングも習得したという徹底ぶりが凄い。
注:金融機関の窓口には行かないでね。
ポートフォリオが決まったからといって、その足で証券会社や銀行に行くのは絶対やめましょう。「配当金が毎月入る」などと言った何も知らない初心者を欺くセールストークで購入手数料1〜3%とバカ高い商品を買わされるのがオチです。また、年間の手数料も1%程度かかる商品も多いです。
3%の購入手数料だと100万円の投資で手元に残るのは97万円の投資信託…買った時から負けた状態で始まる投資に手を出すの?ということです。
運用の基本はネット証券でETF!投資信託ならノーロードにしよう。
ETF(上場投資信託)をお勧めする理由は、ランニングコストが圧倒的に安いからです。
普通の投資信託はこれらのETFを組み入れた商品が多く、間に入る会社が増えてマージンを取られてるので、あまり意味がないです。ただ、積立をしたい人は、毎月定額で積立できる投資信託を選ぶと楽ですが、選ぶなら購入手数料無料のノーロードと呼ばれる投資信託にしましょう。
僕がメインの証券会社として使ってるのは下記の2社。
SBI証券、マネックス証券
手数料やNISAの対応商品の多さ等で超オススメ。
重要!年1回のリバランスを忘れないで。
これ重要です。1年間運用すると当初の投資ポートフォリオが損益でバランスが崩れます。年初などに割合を確認し、元のポートフォリオのバランスに戻るように買い増ししましょう。でないと次の年から当初の想定とは違ったパフォーマンスになってしまいます。
まとめ:資産と時間の分散でリスクヘッジ
年初から世界中の株式市場が下げてますが、今回紹介した2つのポートフォリオは下げ局面でも分散投資によって比較的ダメージの少ない(それでも下がる時は下がりますが)内容でありながら、しっかり収益も狙っていける構成です。
また、若い人ほど時間があるので積立によるリスクヘッジと複利効果が見込めるので、投資は早めに始めるのがオススメです!※投資の結果は自己責任です。