上海に移住!?中国の就労ビザ取得が意外と大変だという話

ビザ

皆さんこんにちは、Minatakaです。最近更新していなかったのには訳があります。

実は…しばらく中国の上海に住むことになりました!

上海に来た理由

元々海外移住が夢だったので、今回は手始めに近場から始めてみました!

…ってことはないです。ええ、ただ単に海外に転勤になっただけです。

他のブロガーさんみたいに色々と前向きなカッコイイ理由があって、「海外で起業しました」的なものがあればいいのですが、とりあえず今回はそういうのではありません。

就労ビザ(Zビザ)の取得は超厳しい!

以前海外に留学したこともあるんですが、ビザって日本人ならとりあえず申請すれば通ると思っていました。

なぜなら日本国籍のパスポート保持者って旅行でもノービザで1ヶ月〜3ヶ月滞在できる国も多くて、優遇されているからです。でも、今回は本当に苦労しました。臨時ビザでとりあえず来た感じです。

今年から中国の就労ビザ取得はかなり煩雑・困難になってきています。

就労ビザ取得の流れ(2017年新制度)

中国のビザ取得は大まかに日本国内での手続きと中国国内での手続きの2つに分かれます。

①日本国内での手続き

  • 外国人体格検査
  • 就業許可通知の取得
  • 臨時ビザの申請

②中国国内での手続き

  • 外国人宿泊証明の取得
  • 健康診断証明の取得
  • 就業許可申請
  • 居留許可申請

そうなんです、中国国内での手続きも結構多いんです。日本で申請できるのは中国に1回だけ入国できる30日間有効な臨時の就労ビザになります。中国に入国してから30日以内に全ての手続きを終わらせないといけないのです。

それぞれの手続きの詳細は後日の記事で触れようと思いますが実は30日以内にって完全に無理ゲーです。

なぜなら中国のお役所は外国人がどんなに急いでいようが「そんなの関係ない」「言った通りに書類を書いて揃えて持ってこい」という感じで、しかも窓口の担当者によって言うことがコロコロ変わります。また、一度不備があるとまた審査に5営業日かかるとか(新規の審査と同じ日数です)、無限ループにはまることもしばしばです。

今後書いていく記事では、それぞれの手続きで陥りがちな罠や、手続きを早く済ませる為のコツなども盛り込んでいく予定です。

まとめ:記事にしたいことがいっぱい!

まあ色々とネガティブなことも書いていますが、最近の中国では日本にはない新しいサービスがどんどん導入されたり、上海にディズニーランドが出来たり、iPhoneに対抗できるほどのスマホを開発する会社が出てきたりと注目できる点も多いです。

しかし上にも書いている通り、中国で働いている人、これから来る人にとっては、ビザの制度が厳しくなっていることは気になるところでしょう。個人的にもここまで苦戦するとは思っていなかったので、しばらくはこの新しい就労ビザ制度について特集していきたいと思います。もちろん、中国の旬の話題やスポットも取り上げていきますよ!中国での銀行口座や投資についても書けたらなぁとも考えていますので、不定期更新ですがよろしくお願いします。

就労ビザ手続きの詳細を知りたい人向け最新情報!

新制度に対応した手続きを纏めたノートを作成しました!

A4で4枚に渡る大作になっています。手続きの流れから費用・書類の作成方法まで詳しく解説していますので、ビザの手続きに困っている方はぜひ、一読してみてください。

ビザ手続きの詳細はこちらからどうぞ。

中国就労ビザ(Zビザ)取得手続き(2017年新制度対応版)日本国内編